子どもは直感とワクワク感で動きます。
子どもは誰もが素晴らしいクリエーターです。
そしてこの子どものときの体験が大人になってからの人生において、ありとあらゆる場面でリンクをしています。
例えば小さな子どものときに・・・
お母さんが怖くて言いたいことが言えなかった
ズバリ、私がこんなタイプでした。
そしてそんな私が大人になり、結婚をして、そのパートナーがとっても優しくて何でも受け入れてくれる人でした。
優しいパートナーに優しい職場の人たち・・・
結婚をしてからは申し分ないほどの恵まれた環境でした。
しかし何故か・・・
いつもイライラ
気に入らないことがあると
すぐに怒り出す
まるで第一次反抗期を迎えた子どものよう・・・
そのときの私はとにかく自分勝手で、優しいパートナーをいつも困らせていました・・・
そんな私も自分の言動に心底困っていました。
いい大人が自分の心をコントロールできなかったのです。
本当に苦しみました。
さて、題名になっているインナーチャイルド。
聞きなれない言葉、又はどこかで聞いたことがある言葉だと思います。
インナーチャイルドは「傷ついた子どもの心」を指します。
幼少期に受けた心の傷が大人になっても大きな影響を与え続けている状態であると言われています。
この傷ついた心を抱えたまま大人になると、仕事や人間関係に影響を及ぼすことがあります。
感情を出すと怒られる。
怒られることが怖くて、そしてお母さんから嫌われたくなくて、幼少期の私は無意識に感情を押し殺していたのだと思います。
子どものころ、私は人とはちょっと違った行動をする子どもでした。
それゆえ厳格な両親からは怒られることが多く、幼稚園や学校ではいじめられることが多い子どもでした。
想像力が豊かで活発だった私は徐々にシュンと縮こまり、言いたいことも言えない子どもになってしまいました。
大人になり、環境や人に恵まれて、素晴らしいパートナーとも出逢えてとても幸せになりました。
過酷な子ども時代とはうってかわって
幸せで申し分ない日々・・・
本当に困りました。
こんなに幸せなのに・・・
何故だ・・・?
養成コースで学んでゆくうちに、原因は私の中にずっと眠ったままのインナーチャイルドなのかもしれない、と気づきました。
優しいパートナーにホッと安心をした私の中のインナーチャイルドが、ずっと押さえていた感情を「今だ!」と怒涛のように出し始めた
パートナーはさぞかし迷惑だったと思います^_^;
最近はこんなこともありました。
同じマンションの下の階に住んでいる、小さな女の子が気が狂ったように暴れ泣きわめく
前に「ご近所さん騒音」を投稿したので、「多いな!この人・・・」と思っている方もいらっしゃるかと思います(-_-;)
もちろん虐待ではないと思います。
何故なら、親の怒鳴る声などが聞こえないのです。
この気が狂ったように暴れ、泣きわめく女の子も
私の中のインナーチャイルド
であることも気づきました。
何故、この女の子が私の中のインナーチャイルドなのか?
女の子が泣きわめくとき、とにかく私は反応しまくるのです。
どうしようもないほど、イライラするのです。
いいよね!あなたは。
感情をだしまくっても両親から怒られなくて。
私なんか怖くて感情なんか出せなかった!!!
こんな声が私の心の中、つまりインナーチャイルドが発しつづけていたことも、養成コースを受けているうちに気づきました。
現に泣きわめく女の子へのパートナーの反応は、とっても薄かったのです。
子ども時代。
怒られたり、いじめられたりしていた恐怖心の中、どれほど感情を押し殺していたか・・・
抑え込んでいた感情はちょっとやそっとでは解消されることはありません。
暴れ泣きわめく女の子を通して、私の中のインナーチャイルドがまだまだ感情を解放したかったのだと思います。
インナーチャイルドは自分なので、自分に問いかけたり、声かけをします。
イライラしたり、嫌な自分が出てきたら「大丈夫だよ、受け入れるよ。」と自分に言います。
子ども時代に何を経験したかによって、人生は変わってきます。
しかし今回、私が実践したように心の中に隠れてしまったインナーチャイルドの感情を全部受け入れる。
そして最近では女の子の暴れ、泣きわめく声もしなくなりました。
インナーチャイルドは人生に多大な影響を及ぼします。
しかし
インナーチャイルドの声を受け入れる=自分を全部受け入れる
このようにして人生が良くなってゆく・・・
このようなことを気づかせてくれた貴重な体験でした。
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