「潜在意識」という言葉。
あなたも一度は聞いたことがあると思います。
人間の脳には「顕在意識」と「潜在意識」の2つの意識があります。
「顕在意識」とは人が感じていることを意識できる領域のことです。
人が起きている間、頭の中で働く、さまざまな思考、感情など。
例えば、腹が立つ、楽しい、悲しい、嬉しい、大好きだ、などですね。
一方「潜在意識」とは人が起きている間でも、思考や感情などを意識できない領域のことです。
参考URL: 「潜在意識(せんざいいしき)」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書
実は、この潜在意識が人生の鍵を握っているといっても過言ではありません。
何故なら、潜在意識には人が生まれてから今までの間に経験をしたさまざまな記憶が格納されています。
そして、その格納された記憶がその人の現在を創っているからです。
嫌だったこと、楽しかったこと、辛かったこと、幸せだったことなど・・・
辛い、嫌な体験、楽しい幸せな体験など・・・
その体験の時間が長ければ長いほど、その人の潜在意識に定着します。
辛い記憶であっても幸せな記憶であってもです。
そして潜在意識に定着したものはお約束のように現実に反映します。
例えば、幼少期に周りの人から「かわいいね」「すごい子だね」とほめられながら幸せな時間を過ごすことが多いとします。
そうすると・・・
その人の中で「私(俺)は人からほめられる人」という信念となる。
↓
その信念はやがて、潜在意識へと定着をする。
↓
潜在意識に定着をした信念「私(俺)は人からほめられる人」が現実に反映。
↓
するとその人の人生は人から愛され、自信に満ちた、幸せな人生となる。
どちらかというと日なたのほうを歩くような人生ですね。
しかし幼少期に親からささいなことで怒られてばかり・・・
幼稚園や学校ではいじめに遭ってしまう・・・
こんな辛い時間が長ければ長いほど・・・
その人の中で「私(俺)は人から怒られる人」という信念となる。
↓
その信念はやがて、潜在意識へと定着をする。
↓
潜在意識に定着をした信念「私(俺)は人から怒られる人」が現実に反映。
↓
するとその人の人生は人から嫌な思いを受けることが多く、人間関係で苦労の多い人生となる。
どちらかというと日陰のほうを歩く人生になってしまいます。
このように潜在意識は意識していない領域なのに、何を長く経験したかによってその人の人生を決めてしまいます。
潜在意識は敵にもなるし味方にもなる、ある意味怖い存在です。
しかし、人生は自分で創るもの。